スポンサーサイト
--/--/--(--)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
この記事のURL | スポンサー広告 | ▲ top
金刀比羅宮 書院の美
2008/02/02(Sat)
P1060659_320.jpg

ようやく書院に到着。
「金刀比羅宮 書院の美 ~ 応挙・若冲・岸岱から田窪まで」 が開催中であり、私の今回の旅行のメインでもある。
会期中最後の週末ということもあり、人が多いかなと思ったけど行ったときはまだそんなに多くなかった。

P1060660_320.jpg

書院の玄関は立派なつくり。
玄関を上がって表書院に向かう。
円山応挙の水墨画が描かれている表書院から見て回る。
なんといってもふだんはガラス越しにしか見られない障壁画を、室内に入って直に見ることができるのだ。
はじめの鶴の間では丸っこい鶴のフォルムがかわいい。
次の間にはこれでもかとたくさんの虎が描かれていた。
江戸時代にはこれは本物の虎ではなく、敷物になった虎の毛皮を見て描いたそうなので、なにやら丸っこくて猫のような虎になっててかわいい~。
1頭だけ白い虎がいたな。
応挙の虎がこれでもかと描いてあるのはそうそう見られないな。
もう一つの部屋には 山水図が描かれていたのだけど、上段の間から始まって部屋の端まで広がる空間は見事。
横のガラス越しに見ると広がりがわかる。ほんとによく計算してあるなあと思った。

さらに進むと明治の画家、邨田丹陵の描いた富士山があった。
普通、廊下から部屋に入った時と絵の正面に向いた時とでは絵を見る向きが代わってくるのだけど、この富士山は横の壁に書かれた裾野へのラインがどの位置から見てもきれいにつながって見えるのだ。
しばらくぼ~っと見ていたかった。

さていよいよ奥書院へ。
書院へ向かう通路に本来奥書院入り口にあるふすまが展示してあった。
伊藤若冲の描いた花丸図だ。
まるで植物図鑑のようにさまざまな花が描き込んである。
あまりに描いてある花が多くて、目移りしてしまった。
茶室を抜けて奥書院へ入る。
これまた四方に描き込まれた花々に圧倒された。
ほんと、よくもまあ、描いたものだ。
あまりにたくさん描いてあるので、この部屋ではちょっと落ち着かないだろうなあ。
やっぱし、花の絵なら酒井抱一の方が好きだな。
そこを抜けると岸岱の描いた群蝶図があった。
なんでも江戸時代に生息していた蝶の図鑑としても価値が高いそうだ。
柳図のところには若冲の描いたツバメの切れ端も展示してあったけど、やっぱり大きい絵で見たかったな。

白書院では田窪恭治氏が製作中の椿の障壁画があった。
パステルで椿が描かれてたけど、どの程度描き込んだら完成なのかよくわからなかったなあ。
完成まではまだかかるそうだが、冬場の制作活動はつらいだろうな。
寒くてあんまり足が冷たかったので、畳の上から廊下にしいてあったじゅうたんの上に移動してしまったほどだ。

sueちゃんのブログにそれぞれの部屋の位置と描かれている絵の関係について書いてあったけど、「なるほど~!!」と思った。
これから障壁画を見るときには部屋の間取りと位置にも気をつけてみてみよう。 

P1060699_400.jpg

金比羅さんでの公開は終わったけど、これから三重県やパリで障壁画の展覧会をするそうだ。
でもやっぱり障壁画なんだから、描かれた部屋において見るのが一番だ。
絵の裏表の関係もわかるしね。
今回見に行けてよかったな。

P1060696_400.jpg

なんと上の本殿にお参りして帰ってくるとものすごい行列ができてた。
「先に見ておいてよかったね」とみんなでうなずきあう。
やっぱしなんでも展示会は早く動かないとね。

スポンサーサイト
この記事のURL | 見聞録 | CM(2) | TB(1) | ▲ top
<<金比羅参り 旭社 | メイン | 金比羅さんへ>>
コメント
- 見方いろいろ -
今回、わたしも勉強になりました。あの滝の絵が、実際の庭の池に繋がった趣向だなんて、後から知って、やっぱり事前に予習しておけば良かったと思いました。けっこう、後から、ああ‥‥ってことばかりです。
それでも、わたしも、実際にあるべき場所で自然光で見られたことは、とてもラッキーだったし、こんぴらさんは学ばせてくれるなあと、感謝しています。ご一緒できてよかったです。

2008/02/03 19:57  | URL | sue #-[ 編集]
-  -
sueちゃん、いらっしゃいませ。
私も本当にあとから「ああ~」と思うことが多かったです。ほんと、ある程度の予習は大切ですねえ。
でも今回のsueちゃんの見方はとても新鮮でしたよ。
こちらこそ勉強になりました。ありがとう!
sueちゃんのような柔軟な感性を持ちたいものです~。
行く度にリベンジねたをあちこちで作りまくってますが(笑)、またご一緒できたらいいですね!
2008/02/03 22:25  | URL | やへ #0gpTqxMU[ 編集]
コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する


▲ top

トラックバック
トラックバックURL
→http://yahe.blog64.fc2.com/tb.php/433-ca46b50a

金比羅宮書院の美
石段を登った途中に書院があって、こちらで本命「金比羅宮 書院の美」です。 表書院 …
2008/02/03 21:43  つれづれ日記
| メイン |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。